解体コラム COLUMN

実家の取り壊し、何から始める?徳島で考える費用と家族の準備

2026年10月02日更新

空き家になった実家を取り壊しすることになった

みなさんこんにちは!徳島の解体専門業者のココカラ解体です。

帰省するたびに気になる実家の傷み。「誰も住んでいないけれど、思い出のある家を取り壊してよいのだろうか」と迷うことはありませんか。費用の心配に加え、兄弟姉妹との相談や家財の片付けなど、何から手を付けるか悩む場面もあるでしょう。

この記事では、実家を取り壊す前の判断、見積もりの見方、徳島市の補助制度、工事前後の手続きを紹介します。ご家族で決めることと専門家へ相談することが分かります。空き家になった実家の今後を考えているご家族はぜひ最後まで読んでみてください!

実家を取り壊す前に、家族で決めたいこと

家の状態と、これから使う予定を分けて考える

実家を取り壊すかどうかは、築年数だけでは決められません。雨漏りや外壁の傷みなどの状態と、今後住む人がいるか、管理を続けられるかを整理すると判断しやすくなります。

例えば、子どもが将来住む予定なら、修繕費や耐震性を調べてから解体と比較する方法があります。使う予定がなく遠方からの管理も難しい場合は、建物付きでの売却と、取り壊して土地を売る方法を不動産会社へ相談してみましょう。解体費だけでなく、その後の負担も含めて考えることが大切です。

所有者と相続の状況を確かめる

実家だからといって、家族の誰もが自由に解体を決められるわけではありません。親が所有しているなら本人の意思を確かめ、亡くなっている場合は相続関係を整理します。土地と建物の登記事項証明書を用意し、名義人や共有者を確認すると相談が進めやすくなります。

共有の建物を取り壊す場合は、原則として共有者全員の同意が必要です。例えば、兄が費用を全額負担しても、それだけで妹の持分がある家を解体できるとは限りません。相続人や同意の扱いが不明な場合は司法書士や弁護士へ相談し、費用負担も書面に残しておきましょう。

出典:法務省「民法の改正(所有者不明土地等関係)の主な改正項目について」 moj.go.jp

実家の取り壊し費用は、何によって変わる?

坪数だけでなく、道路と撤去範囲を見る

解体費用は、建物の構造や大きさ、重機の入りやすさ、撤去する物の量などで変わります。同じ広さの木造住宅でも、前面道路が狭く手作業が増える現場と、重機やトラックを敷地内に置ける現場では条件が異なります。

現地調査では、家屋のほかに塀、庭木、物置、浄化槽なども見てもらいましょう。例えば「庭木は残して物置は撤去する」と写真に印を付けて共有すると、見積もりの範囲が明確になります。複数社を比較するときも、同じ撤去範囲で総額を見ることが基本です。

出典:徳島市「危険廃屋解体支援事業について」内・解体費用に関する注意事項 city.tokushima.tokushima.jp

アスベスト調査と追加費用の条件を確かめる

建築物の解体では、規模の大小にかかわらず、石綿(アスベスト)の有無を事前に調べる必要があります。「木造だから関係ない」とは判断できません。見積書では調査費、必要な分析費、含有が判明した場合の除去・処分費の扱いを確認してください。

地中の古い基礎など、工事中に初めて見つかる物もあります。契約前に、追加費用が発生する条件と連絡方法を決めておくことが大切です。追加撤去が必要になったら、写真、作業内容、金額の説明を受けてから合意する流れにしておくと、判断しやすくなります。

出典:厚生労働省「解体・改修工事の発注者のみなさまへ」 石綿総合情報ポータルサイト

取り壊す時期は、補助金・税金・土地の使い方で考える

徳島市の補助制度は契約前に相談する

徳島市には、危険な空き家などを対象とする「危険廃屋解体支援事業」があります。ただし、空き家ならすべて対象になるわけではありません。建物の状態や市税の滞納の有無などの条件があり、正式な申請前に市の事前調査を受けます。

2026年9月27日時点の市の案内では、補助額は所定の計算による額で、上限30万円です。市の手順は交付決定後に契約・着工となっています。見積もりを取る段階で建築指導課へ相談し、受付状況と対象条件を確かめましょう。阿南市など、ほかの市町村では制度や募集時期が異なります。

出典:徳島市「危険廃屋解体支援事業について」
出典:徳島市「危険廃屋解体支援事業のフロー」 city.tokushima.tokushima.jp

更地にした後の税金と、建て替え条件も調べる

住宅を取り壊して更地や駐車場にすると、土地の固定資産税などを軽減する「住宅用地の特例」が原則として受けられなくなります。税金は1月1日の状況を基準にするため、工事時期も関係します。建物分の税金がなくなる一方、土地分は上がる場合があるので、納税通知書を用意して市の資産税課に相談するとよいでしょう。

出典:徳島市「住宅(居宅)を取り壊して駐車場にしたら、翌年度の土地に対する固定資産税が上がったのは?」 city.tokushima.tokushima.jp

建て替えを考えている場合は、取り壊す前に、新しい家を建てられる条件を確認してください。今ある家が建っていることだけでは、再建築できると判断できません。前面の道が建築基準法上の道路か、敷地が必要な長さだけ接しているかなどを、建築士や市の建築指導課へ相談します。

出典:徳島市「建築基準法第43条第2項第2号許可について」 city.tokushima.tokushima.jp

片付けから工事後の手続きまでの進め方

思い出の品と処分する家財を分ける

片付けは「残す物」「家族に確認する物」「処分する物」に分けると進めやすくなります。アルバムや手紙、権利関係の書類は先に取り出しましょう。例えば、家族が集まれる日に室内を撮影しておけば、建物を残さなくても、暮らしていた風景を振り返れます。

家具や生活用品は、家と一緒に壊して処分できるとは考えず、搬出方法を決めておきます。徳島市では一時多量ごみを市の通常収集では扱っていません。市の案内に従って自己搬入や市の許可業者への依頼を検討し、家電などは品目別の処分方法も確かめてください。

出典:徳島市「引っ越し等の一時多量ごみの出し方」 city.tokushima.tokushima.jp

着工前の届出と近隣への説明を整える

木材やコンクリートなどの特定建設資材を用いた建築物で、解体する床面積の合計が80㎡以上の場合は、建設リサイクル法の届出が必要です。発注者が工事着手の7日前までに届け出る制度なので、業者へ代行を頼む場合も担当と提出日を確認します。80㎡未満でも、石綿の事前調査などが不要になるわけではありません。

電気・ガスなどの停止や引込設備の撤去は、工事日から逆算して手配します。水道は散水で使う場合があるため、停止時期を業者と相談してください。近隣には工事期間、作業時間、連絡先を事前に伝え、車両の出入りについても説明しておきましょう。

出典:徳島県「建設リサイクル法(届出について)」 pref.tokushima.lg.jp

完了確認と建物滅失登記まで予定に入れる

工事後は、契約した物が撤去されているか、残す塀や境界標に問題がないかを現地で確認します。遠方で立ち会えない場合は、敷地全体と境界付近の写真を送ってもらう方法もあります。

登記された建物を取り壊した場合は、原則として滅失の日から1か月以内に「建物滅失登記」を申請します。建物がなくなったことを登記に反映する手続きです。法務局や土地家屋調査士へ相談し、解体業者から受け取る証明書などを準備しましょう。未登記の建物は、自治体に家屋の取り壊しの申告方法を確認してください。

出典:静岡地方法務局「被災した建物の滅失の登記について」 houmukyoku.moj.go.jp

まとめ

実家の取り壊しは、家族の意思と所有関係を整理し、解体後の使い方まで考えることから始まります。家の写真や登記の資料をそろえ、現地調査と補助制度の相談を進めましょう。思い出を残す時間も予定に入れておくと、ご家族で納得しながら準備できます。

ココカラ解体では、徳島地域密着をモットーに、空き家、建て替え時の解体作業から土地活用のサポートまでおこなっております。是非!解体の事ならココカラ解体にお任せください!

<施工エリア>
〇徳島県徳島市、阿南市
〇その他徳島県全域

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