解体コラム COLUMN

徳島で古民家を解体する前に|残す判断と見積もりの準備

2026年10月14日更新

古民家の解体費用は、広さと工事範囲をそろえて比べる/建物と敷地の入口、車両の搬入経路が分かる現地写真

みなさんこんにちは!徳島の解体専門業者のココカラ解体です。

「徳島の実家が空き家になったけれど、古民家として残せないだろうか」。思い出のある家ほど、解体を決めるのは難しいものです。判断の出発点は、築年数だけでなく、建物の状態と今後の使い道を整理すること。そのうえで、補修と解体の費用を比べると、選択肢が見えてきます。今回は、判断に必要な情報と見積もり前の準備を紹介します。古民家の今後に迷っているご家族はぜひ最後まで読んでみてください!

古民家を解体するかは、築年数だけで決めない

長く使われてきた柱や梁、庭に面した縁側。古民家には、新しい住宅とは違う魅力があります。一方で、残すには修繕費だけでなく、管理を続けられるかという視点も必要です。

「古いから解体」「立派な梁があるから残せる」と、見た目だけで結論を出さないことが大切です。

残す場合は、使い道と補修範囲を一緒に考える

ご家族が住むのか、貸すのか、建物を残したまま売却するのか。使い道によって、必要な工事や相談相手は変わります。

例えば、再び住むなら、屋根や柱だけでなく、水回りや日々の暮らしやすさも検討したいところです。建築士などに状態を調べてもらい、「先に必要な補修」と「使い方に合わせた改修」を分けて見積もると、予算を考えやすくなります。

貸す・売ることを考える場合は、改修へお金をかける前に、不動産会社へ現状での取り扱いについて相談する方法もあります。改修すれば必ず借り手や買い手が見つかるとは限りません。

解体する場合も、その後の使い道を決めておく

建て替え、土地の売却、しばらく更地で管理する場合では、必要な撤去範囲や仕上げが異なります。「建物がなくなれば完了」と考えると、後から別の工事が必要になることもあります。

例えば、駐車場にするなら、建物の撤去と駐車場としての舗装は分けて考えます。残したい塀や庭木があれば、その位置も最初から伝えておきましょう。

ご家族で意見が分かれるときは、「残したい理由」と「管理で困っていること」をそれぞれ書き出してみてください。費用の話だけでは見えなかった判断条件を共有できます。

古民家の解体費用は、広さと工事範囲をそろえて比べる

古民家の解体費用は、坪数だけでは決まりません。同じ広さでも、建物のつくり、敷地への入り方、残すものの有無によって作業内容が変わります。

インターネットで見つけた坪単価を掛け算しても、その金額に屋内の片付けや庭の撤去まで含まれるとは限りません。比較するときは、総額の前に「何をどこまで行う見積もりか」をそろえましょう。

現地調査では建物と搬出経路を確認する

土壁や瓦屋根、増築部分、離れなどがある場合は、それぞれの材料や数量を確認する必要があります。図面に載っていない増築や、以前の改修について分かることがあれば伝えてください。

道路から敷地までの経路も確認事項です。重機や車両がどこまで入れるか、作業場所を確保できるかで、解体や搬出の方法が変わります。これは徳島の古民家すべてに共通する特徴ではなく、現場ごとに調べる条件です。

見積もりでは、次のような項目を整理すると比較しやすくなります。

確認する項目 見積もりで確かめたいこと
建物・基礎 母屋、増築部分、離れ、基礎の撤去範囲
屋内の荷物 家具や生活用品の片付けを含むか
敷地内の付帯物 塀、庭木、庭石、物置などの扱い
調査・関連作業 石綿調査や必要な分析などの費用
工事後の仕上げ 整地の方法、土や砕石を入れる範囲

税込・税別の区分や、諸経費が含まれているかも確認してください。他の現場の様子を知りたい場合は、ココカラ解体の施工事例も参考になります。ただし、掲載事例とご自身の建物では工事条件が異なります。

追加費用は、発生条件と相談方法を確認する

地中の状況など、着工前には分からない部分が残ることもあります。見積書に「別途」と書かれている場合は、その言葉だけで済ませず、どのような場合に費用が増えるのかを聞いておきます。

追加作業が必要になった際の写真や金額の提示、承諾を得る手順まで決めておくと、離れた場所に住む所有者も判断しやすくなります。

残したい古材と石綿調査は、解体前に整理する

古民家では、家そのものを残せなくても、建具や柱の一部を思い出として残したい場合があります。こうした希望は、片付けや解体が始まる前に共有することが大切です。

古い梁や建具は、必ず売れるとは限らない

古材の引き取りや再利用の可否は、状態、寸法、取り外し方、引き取り先の条件などで変わります。「古民家だから古材の売却で解体費用を減らせる」とは考えず、事前に受け入れ先と条件を確認してください。

記念に残すだけでも、丁寧な取り外しや運搬、保管に費用がかかる可能性があります。残したいものは写真と位置を共有し、取り外す担当と費用を決めておきましょう。再利用先が決まっていなければ、写真で記録を残す方法もあります。

古い家でも、改修された部分まで調べる

昔ながらの木や土でできた家に見えても、後年の改修で別の建材が使われている可能性があります。外観写真や建築時期だけで、石綿が使われていないと判断することはできません。

建物の解体では、規模にかかわらず石綿の事前調査が必要です。調査は、建築物石綿含有建材調査者など、一定の要件を満たす人が行います。**「80㎡未満だから調査不要」ではありません。**一定規模以上で必要になる調査結果の報告とは、分けて考える必要があります。

見積もりの段階で、調査の実施時期と費用、分析が必要になった場合の扱い、含有が確認された場合の費用提示方法を確認してください。図面や過去の改修資料があれば、調査を依頼する相手へ渡しましょう。

出典:厚生労働省「石綿総合情報ポータルサイト・解体業者」 石綿総合情報ポータルサイト

徳島の古民家について、相談前に用意したい情報

県外に住んでいると、現地を確認するための帰省も簡単ではありません。まずは手元にある情報をまとめ、不足分を相談しながら補う進め方で構いません。

準備するものは、次の三つに分けると整理しやすくなります。

  1. 建物の情報
    所在地、おおよその広さ、図面の有無、分かる範囲の増改築歴。
  2. ご家族の希望
    残すか解体するかの迷い、今後の用途、残したい建具や庭木。
  3. 現地確認の条件
    鍵の保管者、立ち入りの調整方法、現地へ行ける時期。

写真があれば、建物全体、前面道路、敷地の入口、屋内の荷物の様子を整理しておくと説明に役立ちます。傷みが気になる建物の内部や屋根へ、撮影のために無理に入る必要はありません。

残すか壊すか迷う場合は、公的な相談先も使える

徳島県は、空き家の相談窓口として「とくしま回帰」住宅対策総合支援センターを案内しています。売買や賃貸、相続などについて専門家へ相談でき、電話による専門相談も申し込み時に相談できます。

「解体の見積もりは取りたいけれど、活用できる可能性も知りたい」という段階では、こうした窓口も判断材料を集める助けになります。問い合わせ先は 088-666-3124 です。相談方法や日程は、申し込み時に確かめてください。

出典:徳島県「空き家に関するお悩みを専門家に相談しませんか」 pref.tokushima.lg.jp

まとめ

古民家の解体は、築年数だけで決めず、建物の状態、今後の使い道、維持管理の負担を整理して考えることが大切です。見積もりでは、撤去範囲と別途費用の条件をそろえ、残したいものも早めに伝えておきましょう。

ココカラ解体へ解体のご相談をいただく際は、建物の所在地、おおよその広さ、残したいものの有無を、分かる範囲でお知らせください。お問い合わせ・お見積りフォームからご相談いただけます。

ココカラ解体では、徳島地域密着をモットーに、空き家、建て替え時の解体作業から土地活用のサポートまでおこなっております。是非!解体の事ならココカラ解体にお任せください!

<施工エリア>
〇徳島県徳島市、阿南市
〇その他徳島県全域

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