費用が高騰する前に知りたい!家の基礎解体の「なぜ?」と「コストを抑える基礎知識」
2025年11月08日更新

みなさんこんにちは!徳島の解体専門業者のココカラ解体です。
老朽化した家の建て替えや、空き家になった実家の土地活用を検討している時、「基礎の解体ってどうなるんだろう?」「費用が高くなるって聞くけど、相場はいくら?」といった疑問や不安をお持ちではありませんか?建物の解体費用の中でも、基礎解体の部分は特に費用が高くなりやすく、予算オーバーを心配されるお客様は少なくありません。この記事では、そんな皆様の不安を解消し、徳島市・阿南市で地域一番を目指す総合解体業者であるココカラ解体の代表である私が、基礎解体に関するあらゆる疑問にお答えします。この記事を最後まで読んでいただくことで、基礎解体の費用の相場、基礎を残すことの判断基準、予期せぬ追加費用を防ぐためのチェックポイント、そして費用を賢く抑える方法まで、基礎解体に関するすべての知識を身につけることができます。特に、これから建て替えを考えているご家族、そして相続した空き家の土地活用を真剣に検討されているご家族はぜひ最後まで読んでみてください!
費用が高騰する前に知りたい!家の基礎解体の「なぜ?」と「コストを抑える基礎知識」
戸建ての解体工事において、建物の骨組みや壁の解体費用に目が行きがちですが、実は全体の費用のうち大きな割合を占めるのが基礎解体にかかる費用です。基礎とは、建物の重みを地面全体に分散させ、沈下を防ぎ建物を安定させるための最も重要な構造部分です。そのため、地中深くまでコンクリートが打ち込まれていることが多く、その撤去作業は多くの手間と重機、そして専門的な知識を必要とします。基礎解体を丁寧におこなうことは、土地を更地に戻す時や、新しい家を建てる時の地盤の安全性を確保するために不可欠であり、適切な基礎解体は次の建築プロジェクトの成功の第一歩となります。
徳島・阿南エリアの基礎解体費用の相場は?構造(木造・RC)による違いを徹底解説
徳島市や阿南市で基礎解体を依頼する際、多くのご家族が最も気にされるのが費用の相場ではないでしょうか。一般的に、基礎解体の費用は、建物の延床面積や基礎の構造によって大きく変動します。徳島エリアでの基礎解体費用の目安としては、建物の種類にもよりますが、おおよそ1平方メートル(または1坪あたり)で計算されることが多いです。特に基礎部分の解体費用は、建物全体の解体費用に含まれて提示されるケースが一般的ですが、その内訳を知ることは重要です。例えば、木造住宅の一般的な布基礎(地中に逆T字型にコンクリートを打ち込んだ基礎)の場合、比較的撤去は容易ですが、鉄筋コンクリート造(RC造)の建物の基礎は、鉄筋が複雑に組まれ、コンクリートの量も多いため、解体作業が格段に難しくなり費用も高くなる傾向にあります。ココカラ解体が過去に担当した徳島市内の木造住宅の事例では、一般的な規模の住宅の基礎解体費用は、建物の解体工事費全体のうち約15%〜25%程度を占めていました。RC造の場合、この割合が30%を超えることも珍しくありません。正確な見積もりを取得するためには、現地調査による基礎の深さや構造の確認が不可欠です。
「基礎を残す」のはアリ?ナシ?建て替え時の判断基準とメリット・デメリット
古い家を壊して新しい家を建てる「建て替え」の際、「既存の基礎を一部、あるいは全部残して再利用できないか」と考える方もいらっしゃいます。結論から申し上げると、建て替え時に基礎をそのまま残すことは、特別な場合を除き「ナシ」となることがほとんどです。その判断の基準は、主に基礎の老朽化状態、新しい建物の設計、そして建築基準法への適合にあります。基礎を解体せずに残すことのメリットとしては、基礎解体費用と基礎の廃棄物処理費用を削減できる点、そして工期を短縮できる点が挙げられます。しかし、デメリットの方がはるかに大きく、特に新しい建物の設計に合わない基礎を残してしまうと、構造的な問題が生じるリスクが高まります。また、新しい耐震基準を満たさない古い基礎の上に新築を建てることは基本的に認められません。ココカラ解体では、過去に解体工事の相談があった際に、一部の古い家で採用されていた玉石基礎が、現代のべた基礎と比較して強度的に劣るため、たとえ費用が安くなっても次の建物の安全を考え、完全撤去を強く推奨しました。お客様には、長期的な安全と安心のために、基礎の完全な撤去と新しい基礎の構築を選択していただきました。安全性の観点から、建て替えの際は古い基礎を全面的に撤去することが最善の判断となります。
予期せぬ追加費用を回避!基礎解体を進める上での重要ポイント
基礎解体を含む解体工事全体で、お客様が最も心配されるのは「追加費用」の発生です。予期せぬ出費は予算を大きく狂わせる原因となりますが、追加費用が発生する多くの原因は、地中に埋まっている「地中埋設物」の存在にあります。この地中埋設物は、外見からは全く判断できないため、基礎を撤去し、掘り起こしてみて初めてその存在が明らかになるケースがほとんどです。ココカラ解体では、工事前の徹底した現地調査と、お客様へのヒアリングによって、できる限り追加費用を発生させない努力をしています。
見落としがちな「地中埋設物」のサインとは?予期せぬ追加費用を避けるためのチェックポイント
地中埋設物とは、過去の建物の基礎の残骸、古井戸、浄化槽、使われなくなった配管、コンクリートのガラなど、土地の履歴の中に埋もれてしまった構造物や廃棄物のことです。これらの撤去には、別途費用と時間がかかります。予期せぬ追加費用を避けるための重要なチェックポイントとして、まず「過去にその土地で何がおこなわれていたか」を、親族や近隣の方へのヒアリングを通じて確認することが非常に有効です。例えば、かつてその場所が工場や資材置き場として使われていた場合、大規模な基礎や油タンクが地中に残っている可能性があります。また、家の図面や古い公的な記録から、過去の増改築の履歴、浄化槽の有無などを確認することも重要です。以前、阿南市で解体をおこなった現場で、図面にはないコンクリートの塊が基礎の下から発見されたことがありました。これは、戦前の建物の基礎の一部が撤去されずに残っていたもので、お客様からのヒアリングだけでは分からなかった事例です。経験豊富な解体業者は、地盤の固さの不均一さなどから地中埋設物のサインを読み取ることができますが、最終的には掘削作業で発見されるため、事前に「地中埋設物が発見された場合の費用負担の取り決め」を契約書で明確にしておくことが、お客様と業者の双方にとって安心につながります。ココカラ解体では、この取り決めを事前に丁寧にご説明し、納得いただいた上で工事を進めます。
知らないと損!解体費用の基礎となる「分離発注」と「補助金制度」の賢い活用法
基礎解体を含む解体工事の費用を抑えるために、知っておくべき知識が「分離発注」と「補助金制度」です。分離発注とは、一般的にハウスメーカーや工務店が一括で請け負う解体工事を、お客様ご自身が直接、解体専門業者に発注する手法です。ハウスメーカーなどが間に入る場合、中間マージンが発生し、解体工事費が10%〜20%程度上乗せされることが一般的です。しかし、ココカラ解体のような専門業者に直接依頼することで、この中間マージンがカットされ、基礎解体費用を含めた全体のコストを削減することが可能です。お客様が直接専門業者とやり取りをすることで、工事内容への理解も深まります。次に、補助金制度ですが、特に「空き家」の解体には、国や徳島県、徳島市、阿南市などが設けている補助金制度を利用できる可能性があります。これらの補助金制度は、老朽化した空き家を撤去し、土地の有効活用を促す目的で設けられています。例えば、「特定空き家等」に認定されると、解体工事費の一部が助成されることがあります。補助金の情報や申請手続きは複雑であるため、解体業者選びの際には、補助金制度に精通し、申請サポートをおこなってくれる業者を選ぶことが賢明です。ココカラ解体では、地域の補助金情報に常にアンテナを張り、お客様の状況に合わせた最適な補助金活用の提案と手続きのサポートを積極的におこなっており、お客様の基礎解体にかかる費用負担の軽減に努めています。
未来に繋がる解体へ!ココカラ解体の取り組み
解体工事は、単に建物を壊すだけでなく、地球環境への配慮も重要な責務です。特に基礎解体から排出されるコンクリートの塊や鉄筋は、適切に処理しなければ、環境に大きな負荷を与えてしまいます。ココカラ解体では、未来の徳島の土地を、より良い形で次世代に引き継ぐために、環境に配慮した技術と取り組みを積極的に導入しています。私たちの解体は、単なる「破壊」ではなく、「再生」の第一歩であると考えています。
環境に配慮した最新の基礎解体技術!リサイクル率95%超を目指す当社の取り組み
最新の基礎解体技術の導入は、環境負荷の軽減と作業効率の向上に直結します。ココカラ解体では、基礎のコンクリート破砕には、低騒音・低振動の重機アタッチメントを使用し、近隣住民の方々への配慮を欠かしません。さらに、解体された基礎から排出されるコンクリートの塊は、産業廃棄物としてそのまま埋め立てるのではなく、専門の処理施設にて細かく破砕・選別され、再生砕石として生まれ変わります。この再生砕石は、道路工事の路盤材や、新たな造成工事の埋め戻し材として再利用され、資源の有効活用に貢献します。私たちは、このコンクリートガラのリサイクル率を95%以上にすることを目指して、分別作業を徹底しています。この取り組みは、基礎を含む建物の廃棄物全体の量を大幅に削減し、お客様が負担する廃棄物処理費用の一部削減にも繋がっています。地球環境への負荷を最小限に抑えながら、安全かつ迅速に基礎解体をおこなうことが、徳島の地域社会への貢献だと信じています。
まとめ
この記事では、建て替えや土地活用を検討されている皆様が抱える「基礎解体」に関する疑問や、費用面での不安を解消するために、費用の相場、基礎を残すことの判断基準、地中埋設物への対策、そして費用を抑えるための知識まで、幅広く解説してまいりました。基礎解体は、次の建物を安全に建てるため、そして土地を有効活用するために絶対に避けて通れない重要なプロセスです。適切な知識と信頼できる業者選びが、トータルコストの削減と、安心・安全な工事の実現に繋がります。ココカラ解体では、徳島地域密着をモットーに、空き家、建て替え時の解体作業から土地活用のサポートまでおこなっております。是非!解体の事ならココカラ解体にお任せください!
<施工エリア>
〇徳島県徳島市、阿南市
〇その他徳島県全域



